betterdayz

懐かしい昭和の良き時代の想い出が甦る。 TVにかじりついて観たヒーローもの・ブリキの鉄人28号くわがた・ザリガニ取りやメンコ遊び・夏祭りの夜店・駄菓子屋の想い出

ラジカセの名機 ソニー スタジオ1980 / SONY CF-1980

ラジオやテープを録音・再生する楽しみに加えて、ミキシング機能で「自分が音楽をつくる」楽しみ方を提案した名機がソニーのスタジオ・シリーズでした。その中で初代モデルとなるCF-1980は、ソニーらしい洗練されたデザインとマニアックな機能を持ち爆破的に売れ、後継機としてマークⅡとマークⅤが誕生した時も話題となりました。 1974年(昭和49年)に42,800円という価格のラジカセを購入するのは、当時、中学生だった自分には非常にハードルの高い事でした。少年漫画の裏ページ広告を見てから何度か両親にねだったが案の定軽 ...

携帯用カイロを持って観た札幌オリンピック

第11回 札幌オリンピック冬季大会 1972年(昭和47年)2月3日から2月13日までの期間、札幌で開催された冬季オリンピック スキー、スケート、アイスホッケー、バイアスロン、ボブスレー、リュージュの6競技35種目が11日間にわたって繰り広げられました。 連日、テレビではオリンピックの話題で盛り上がっていて、テーマソングとなった「虹と雪のバラード」はトワ・エ・モワが歌い大ヒットしていました。 世界中の選手達の活躍をダイジェスト動画で流しながら、この曲がかかるとすごく感動的でした。 この時は小学校の高学年で ...

ローリング・ストーンズの古いポストカード

このポストカード二枚は部屋の片付けを手伝った際に義姉に頂いたもの。 ロンドン・レコードの印字が見えるこからレコード購入者への販売促進クッズだったのかもと想像します。反ブルジョワのイメージがあったストーンズの初期メンバーが、何故かゴルフコースでのスナップに収まっているという何ともシュールな写真が印刷されています。 一見、ワルっぽいイメージのストーンズですが、ライバル視されていたビートルズの方がはるかにワルだった話しを聞いたことがあります。 ミック・ジャガーの“やってられないね”感が出ていて面白い写真です。 ...

懐かしい円盤飛ばしの鉄砲

わんぱく小僧の御用達アイテムとしての鉄砲型おもちゃには、いろんな種類がありました。 例えば水鉄砲、巻玉鉄砲、銀玉鉄砲、モデルガン、光線銃等々 銀玉鉄砲は鉄砲本体に銀玉をかなりの数詰め込んで連射ができるので実戦的で人気があり、対戦ごっこ遊びの必須アイテムとして活躍しました。 そんな銀玉鉄砲に飽きてきた頃、駄菓子屋で新商品として売られ始めたのが、このプラスチック製の円盤を飛ばす鉄砲でした。こども心をくすぐる円盤をモチーフにした玉を飛ばすという発想、円盤という語呂自体が好きだったのですぐに飛びついたのですが、実 ...

ケラの捕獲と夜中の脱走による大騒動

今では地元でも殆ど見かけることもなくなってしまった「ケラ」、漢字で書くと「螻蛄」となるそうです。 小学校低学年の頃、まだ家の前の道路もアスファルト舗装されておらず、土や砂利道が当たり前だったので、車が通ると砂ぼこりが舞ったり、雨が降るとあちこちに水たまりが出来て酷い状態でした。 家の近くに公園があり、ロケット型の滑り台があった事から、「ロケット公園」と皆が読んでいましたが、放課後になるとそこでは時には過激な、また時間潰しのための色々な遊びが日々繰返し行われていました。 ある雨降りの朝、何を目的にしていたの ...

トランシーバーでの交信に胸躍らせていたあの時

Cosmic 「WALKIE-TALKIE 」MODEL TR-201 日本製 赤いスイッチが電源の切替用で左横についている白いボタンを押しながら話す仕組みになっています。経年劣化はあるものの酷い汚れや傷みも無く、比較的きれいな状態でした。   子供の頃、一度は欲しくなり結果的に手にする事ができなかったものの中に“トランシーバー”があったと思う。 少年漫画の広告に載っていたトランシーバーが欲しくて母にねだったが、あえなく却下されて小遣いを貯めていながらも他の物に使ってしまい手に入れないまま大人になってしま ...

ナショナルのレトロな電気ミニポット NC-303

旧社名である松下電器産業株式会社(ナショナル)製 製品の底部分に特許・実用新案登録・意匠登録の件数が刻印されていて、この時代の松下電器の気合いを感じさせる製品だったんだなと感じました。 発売された年代は不明ですが、レトロな小型電気ポットをネットで見つけて購入。アルミボディで500ccの容量、とても小ぶりで可愛い外観ですが、実用的なサイズになっています。 出品者の説明では、家に置いてあったデットストックもので一度お湯を沸かしてみたが大丈夫だったとの事。今のところ日常的に使う気は無く、大切に保管しておこうと思 ...

1982年 音楽シーンに革命を起こしたCDの登場

1982年(昭和57年)10月1日、日本で世界初の家庭用CDプレーヤーの一号機がソニー、ローランド、デンオンの3社から同時発売されました。 ここからレコード主体だった全世界の音楽シーンがデジタル化という大きな動きに流されていく事になります。 ソニーから発売されたCDP-101は、他社のプレーヤーより小型(ミニコンポサイズで幅35cm)でとても人気がありました。 しかし、価格は168,000円という高額なのにもかかわらず、リモコンが別売りだったのは驚きですね。 SONY CDP-101の発売と同時に、CBS ...

摩訶不思議なおもちゃドリンキングバード/水飲み鳥

ドリンキングバード、通称“水飲み鳥” は昭和27年に小林直三さんという方が考案し世界的にヒットした商品です。 本体の薄いガラス管には、気化しやすい「ジクロロメタン」が入っており、頭部のスポンジ部分全体を濡らすことで頭部とお尻の部分に温度・気圧の変化が生じ、 上昇と下降を管の中で繰り返して愛嬌のある水を飲む仕草をするという仕組み、単純な動きの繰返しですが、何故か見入ってしまう不思議な置物でした。 目の前に水の入ったコップを置いておくと振り子のように振幅し続けます。 もちろん、水飲み鳥と言われていても実際に飲 ...

ミヤタ自転車「ブラックマスク」というサイクリング車

小学校高学年になると、当時人気だったフラッシャー付のサイクリング車が欲しかった時期がありました。 既にサイクリング車に乗っていた友人達は「普通の自転車の方が絶対良いぜ」と言っていたのだが、まだ普通の子供用自転車に乗っていた自分には、とてもキラキラした憧れのウィンカー付自転車にどうしても乗りたかったのです。 漫画雑誌の裏面広告で見た「ブラックマスク」に魅了され、この頃は寝ても覚めても自転車の事ばかり考えていたと思います。 ある日の夕方に家の外に出なさいと言われて出ると自転車屋の軽トラの荷台には、あの憧れの「 ...

白黒テレビを見て育ったあの頃

国内初の白黒テレビ 1953年にはシャープより待望の国産第1号白黒テレビ「TV3-14T」が発売されました。 大卒初任給が約8千円の時代に国産白黒14インチTVは約18万円という途方もなく高額商品、ていうか普通は買えないでしょうという値段だったのです。 我家にテレビが入ったのは、まだ市営住宅に住んでいた頃だから小学校2年の時だったと記憶しています。丁度、写真のような脚付きの小さなブラウン管の小さな白黒テレビでした。 真空管式なのでスイッチを入れてもしばらくは映像も音声も出ず、しばらくして音声が聞こえ、さら ...

夏になると思いだす神社の境内でやってた夜店

地元では9月始めから3日間、神社の境内に数多くの露天が並び短い夏の終わりを締めくくるように人出が増えて活気であふれていました。 小学校の頃は、親から3日間のお小遣いをもらい友達とよく行ったものでした。 今ではもう見られなくなった「見世物小屋」「オートバイ曲芸」なんかが「お化け屋敷」に隣接してメインストリートに設置されており、それぞれの呼び込みの声が熱く飛び交っていました。 その中でも「見世物小屋」は一度だけ好奇心に負けて入ったが、しはらくトラウマになるほどの衝撃を受けました。あまり詳しくは語りたくない。 ...

ステレオのスピーカーの上に鎮座していたニッパー犬

何となく物悲しい表情をして小首を傾けているフォックス・テリアの“ニッパー”と呼ばれている犬の置物iついての物語。 むかし、電気屋のステレオ売り場で陶器製の“ニッパー”をよく見かけた覚えがあります。そう言えば友人の家に入るとステレオのスピーカーの上にも置かれていたのを見た覚えがあります。 当時は陶器の犬?ていどにしか思っていなかったのですが、最近“ニッパー”のちょっと切ない由来を知り、何かしら感慨深いものがあったので記事にしました。 自分も柴犬(二代目)を飼っており、いつの時代でも愛情をもって育てた飼い主と ...

1964年 東京オリンピックの記念銀貨と記念メダル

1964年(昭和39年)に発行された東京オリンピック記念の千円銀貨が実家の片付けの時に偶然出てきました。オリンピックの開催当時はまだ3歳、戦後最大のスポーツの祭典により活気に沸く日本と5日間の大会の記憶は全然ありませんでした。この銀貨を初めて見たのは小学校低学年の頃にコインを収集していた祖父から見せてもらったのが最初だったと思ます。 東京オリンピック記念の千円銀貨について 日本で初めて開催された、1964年の東京オリンピック。 東京オリンピックを記念して、数々の記念硬貨が発行された中の一枚です。 この富士 ...

大人も子供も夢中になった「学研電子ブロック EX-150」という知的玩具

学研電子ブロック EX-150 当時の価格で1万3千円は、子供にはなかなか手の出ない高額玩具であり、実際に自分の周りで当時この電子ブロックを持っている友達は1人もいませんでした。 まさに高嶺の花ともいうべき憧れの逸品だったと言えます。 今回、復刻版ではない昭和51年6月初版の学研電子ブロックEX-150を手にする事が出来ました。当時ものとしてはコンデションが良く、これからゆっくりと遊びたいと思っています。 電子ブロックとは 抵抗やコンデンサー、トランジスタなどの電子部品が透明のプラスチック製ブロックに組み ...

マシンガン水ピストルを持って探検だ!

全長約40cm、上部の赤いフタを開けて水を補給する。かなりの水量を本体に入れる事が出来ます。 ビニール製の肩掛けもしっかり付いていて本格的。 これも懐かしい水鉄砲の大型版、マシンガンタイプで赤い取ってのハンドルを回すと発射音が出る優れものでした。 音で威嚇し連続して打てる為、普通の水鉄砲を持った敵との対戦に非常に有利と思われますが、実際の使用経験が無いのでわかりません。 自分が子供の頃、小学校低学年まで平屋の市営住宅に住んでいましたが、そこにはお風呂が無く、よく母と近くの銭湯に行く事がありました。 その時 ...

月刊科学大観という少年科学誌のバイブル 全24刊

月間科学大観 実家の屋根裏部屋に積み重ねられていた本の中から何かオーラを感じ発見。雑誌購入時の領収書が一冊の本に挟まっており、購入者は母の旧姓となっていました。独身時代に購入して読んでいたようですが、本人に尋ねてみると「そんな本あったの?」という返答でした。 専用の表裏の台紙に挟まれ、6冊の雑誌が紐で綴じられていました。ヤフオクで検索すると安価での出品が複数冊あったので12冊を落札、別冊を含めあと8冊で全巻揃いとなります。 特集記事に関連した当時の写真やレトロな挿絵、そして分かり易い解説文により、かなり見 ...

ジャンプ弾という駄菓子屋おもちゃ

子供の頃に遊んだ覚えがあるこの一品、何という名前だったか知ったのは最近になってからでした。 「ジャンプ弾」とか「ロケット弾」という名前がちゃんとありました。 これも実家の屋根裏部屋から発掘してきましたが、状態は良くなく肝心の金属部分は錆ています。またこれも当時物という感じを出していて良い感じ。 遊び方はいたって単純で、先端の金属部分に紙巻火薬(平玉火薬)をちぎって挟み、空に向かって高く放り上げると自然落下で地面に先端から激突! 挟んだ火薬が衝撃で破裂して「バーン」と音が鳴るというもの ただこれだけ しかし ...

MIKKY ライト・ガン SMITH & WESSON

かなり古いプラスチック製の鉄砲の玩具、鮮やかな水色のスケルトン仕様。 一見、水鉄砲のようなのですが商品名は“ライトガン”となっていて 先端にムギ球がつけられており、電池が入っています。 引き金を引くとライトが発光するだけという非常にシンプルなおもちゃ 以前の記事「光線銃SP」のものすごくチープ版になります。 付属の電池は古すぎて機能していなかったので、先端のパーツを外してムギ球を取って電池を入替えてみました。電池のマイナス側にバネが接触していて、引き金を引くと板バネが上に押し上げられて通電する事で発光する ...

怪奇大作戦 / 桑田次郎

血のない死体、吸血鬼の牙、人を溶かす絵画、幻が犯す殺人 現代のおどろな恐怖を戦慄のペンタッチで描き込む桑田次郎の怪奇ドラマ! テレビの光と影の中で、手に汗をにぎった興奮が、今、マンガの世界で復活する。 第1話 死を呼ぶ絵 第2話 ふたつの顔の少女 第3話 まぼろし殺人事件 第4話 闇からの声 第5話 死霊の家 昭和53年12月15日 初版発行 桑田次郎(現:二郎) 昭和30年代から40年代初頭の少年マガジンに連載されていた「8マン」や58年に発表された「月光仮面」他、多数の代表作がある。その硬質でシャープ ...

株式会社こいでから発売された「超人バロム1」のえあわせ

株式会社こいでから発売された「超人バロム1」のえあわせ この会社は「ぬりえ」「えあわせ」「かるた」等の紙製玩具を多く作っていました。今でも当時のものを手に入れる事が出来ますが、人気漫画の絵柄は高額になっています。特に鉄人28号のシリーズは人気が高いですね。 まんだらけで売っているのを見たことがあるが二万円超えでした。 遊びかた 3分割された絵をそろえると得点になるという単純な遊びですが、説明書に書かれているルールがとてもシュールで面白い。 まず、対戦相手が自分の欲しいカードを持っていたら「ゆずってください ...

ディープ・パープル/ハイウェイ・スター

A面:ハイウエイ・スター B面:レイジ― 発売日:昭和47年 1972年7月 ハード・ロックを徹底して追求するディープ・パープル。 日本でも同年5月に発売されたアルバム「マシン・ヘッド」は、ディープ・パープルの最高傑作として、またハード・ロックの最高傑作としての評価が高く、世界各国でベスト・セラー・レコードになっています。 完璧な演奏技術の裏づけのもとに創り出されるサウンドは最高にカッコ良い。 ブリティッシュ・ロックの醍醐味を充分に堪能させるだけの力量とアイデアを持った有数のグループと言えます。 A面は「 ...

「太陽がいっぱい」危いほどに美しい青年リブリーの光と影

太陽がいっぱい 1960年フランス・イタリア合作映画。 あらすじ アラン・ドロン扮する貧しい青年トム・リプリーは、富豪のグリンリーフに息子の友人であると信じ込ませ、放浪中の息子フィリップを連れ戻すよう依頼される。しかしフィリップに帰国の意思は無いと告げられ、謝礼金が得られなくなったトムは金銭目当てで行動を共にするのだが……。 自分とは世界の違う人達への憧れと嫉妬 富豪のフィリップになりすます為、スクリーンに拡大したサインを何度もなぞって真似る場面やラストシーンのビーチで空を見上げ「太陽がいっぱいだ」とつぶ ...

象が踏んでも壊れないが名キャッチコピーのサンスターアーム筆入れ

1965年 サンスター文具「アーム筆入」発売。その後「NEW アーム筆入れ」として再販されました。 最大1.5トンの荷重に耐えられるという実験結果が出ているという最強筆入れ。 “ポリカーボネート”という当時はまだ珍しかった強度の高い素材を使い、筆箱の一大ブームを築いたシンプルな作りの筆箱。実際にアーム筆入を象に踏ませるというインパクトのあるCMで有名、更にキャッチフレーズは「象が踏んでも壊れない」と強度をアピールして爆発的に売れました。 現実には、象は筆箱に前足をのせているだけで体重は分散しているので、筆 ...