わんぱく小僧の御用達アイテムとしての鉄砲型おもちゃには、いろんな種類がありました。
例えば水鉄砲、巻玉鉄砲、銀玉鉄砲、モデルガン、光線銃等々
銀玉鉄砲は鉄砲本体に銀玉をかなりの数詰め込んで連射ができるので実戦的で人気があり、対戦ごっこ遊びの必須アイテムとして活躍しました。
そんな銀玉鉄砲に飽きてきた頃、駄菓子屋で新商品として売られ始めたのが、このプラスチック製の円盤を飛ばす鉄砲でした。こども心をくすぐる円盤をモチーフにした玉を飛ばすという発想、円盤という語呂自体が好きだったのですぐに飛びついたのですが、実際の遊びでは連射には向かない為、銀玉鉄砲を持つ相手にやられっぱなしで、撃ち終わってから円盤玉をいちいち回収するのが面倒くさくなって直ぐに下火になってしまいました。
最近手に入れた当時ものの円盤玉鉄砲、正式名称はちょっとわかりません。今ではなかなか見る事のない鉄砲のおもちゃで妙に懐かしい。
こちらは“MOD P38 TIGER TMG.FS 761 ／ TIGER FLYING SAUCER AUTOMATIC”日本製
本体は子供の手にしっくりくるサイズで全長:約12cm
円盤玉を挿入するマガジン部分には重ねながら実働可能な枚数としては4～5枚程度が限界。それ以上に欲張って詰め込むと玉が詰まって発射しません。
銃口を正面から見ると円盤の形状に合わせた楕円型の発射口と内部にはガイドが見えます。
全体の形はけっこうカッコいい
円盤玉は透明ブラケース内に44枚入っていました。