ラジオやテープを録音・再生する楽しみに加えて、ミキシング機能で「自分が音楽をつくる」楽しみ方を提案した名機がソニーのスタジオ・シリーズでした。その中で初代モデルとなるCF-1980は、ソニーらしい洗練されたデザインとマニアックな機能を持ち爆破的に売れ、後継機としてマークⅡとマークⅤが誕生した時も話題となりました。 1974年(昭和49年)に42,800円という価格のラジカセを購入するのは、当時、中学生だった自分には非常にハードルの高い事でした。少年漫画の裏ページ広告を見てから何度か両親にねだったが案の定軽 ...