少年時代

これは懐かしいアルマイト製の給食セットと紙せっけん

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現在では遥か昔に使用しなくなったアルマイト製の給食セット、なんとなく懐かしい気分になり、ヤフオクで少しずつ揃えてみました。

完全に当時の食器セットを再現出来ず、多少アンバランスな大きさのトレーとカップになりましたが、皿に温食用のと先割れスプーンが昭和の学校で皆と食べた給食時間を想い出します。

小学校では給食時間になると当日の当番が手分けして食器類と温食入りの保温容器(けっこう重い)パンや牛乳、サイドメニューを教室まで運んでクラスの皆に配っていました。
頭巾や割烹着のようなものを着て給仕するのも面倒なんだよね。
何故か給食になると毎回事件が発生していました。(笑)

高学年は二階に教室があり、50本近くの牛乳が入った木製の箱を二人掛りで持って一階から階段を上がるのはかなりの重労働でしたが、たまに箱ごと途中で落下させて数本ダメにするなんて事は日常茶飯事で足りなくなった時は職員室や他の学級からもらってきたなんて事も普通にありました。

コッペパンや食パンを食べずに机の奥にしまい込んで、掃除の時に机を倒してカビた大量のパンが床に散乱したなんて事もよくありましたね。

その日の献立に一喜一憂したり、昼休みに校庭に出て早く遊びたくて速攻で食べては走って外に出てた日々・・・懐かしいな
とにかく皆で一緒に食べる給食という行事は不思議と楽しかった思い出の一つだでした。

給食にまつわる余談として
小学生時代に唯一役職についたのが放送委員長でしたが、昼休みの校内放送を担当していたので、朗読やレコードを選定して流して給食時間内を演出していました。その時に特権的に良かったと思ったのが、クラスの女子が給食を放送室まで毎回運んでくれる事でした。クラスの他のみんなとは別な空間でまかされた仕事をしているようで楽しかったですね。

ある日、とんでもない事件が
クラスの女子にしつこく頼まれて、ザ・オズモンズのクレイジーホースのEPを昼休みの放送て流す事になりました。普段は落着いて給食を食べながら聴くというとクラッシックや動揺だけで一部の歌謡曲もダメな暗黙の制約があったのですが、この曲はヤバかった。

バリバリのロック(でもないけど)だったし、けっこうな音量で流した後で正直焦りました。
案の定、教頭先生に呼び出されてからのお説教。
自分だけではなく他の委員に迷惑をかけて申し訳なかったと反省しました。
当時の小学生には問題ありと評価される楽曲だったようですね。

こちらは一時流行った“紙せっけん”というもの
薄いシート状のせっけんで手洗いの時に使う事があったのですが、一枚全てを上手く使いきるにはコツがあり、泡立ちも悪くて大抵は粉々になって排水溝に溜まるものだから学校で使用禁止となった短命なアイテムでした。
当然ながら使い勝手の良いチューブ入りのハンドソープがその後の主流になりました。

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