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ラジカセの名機 ソニー スタジオ1980 / SONY CF-1980

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ラジオやテープを録音・再生する楽しみに加えて、ミキシング機能で「自分が音楽をつくる」楽しみ方を提案した名機がソニーのスタジオ・シリーズだった。その中で初代モデルとなるCF-1980は、ソニーらしい洗練されたデザインとマニアックな機能を持ち爆破的に売れた。
後継機としてマークⅡとマークⅤが誕生。

1974年(当時中学2年生)に42,800円という価格のラジカセを買ってもらうのは非常にハードルの高い事であった。少年漫画の裏ページ広告を見てから何度か親にねだったが案の定軽く却下され、あきらめかけた頃の誕生日当日だったと思う、学校から帰宅して自分の部屋に入るとテーブルの上にマイクと一緒にCF-1980が印刷された箱が置かれていた。今でもあの時のドキドキした感情と場面は鮮明に記憶に残っている。落ち着いて母に尋ねると父親が何も言わずに買ってきたのだと言う。

母に促されて父にお礼を言った後、何となく気恥ずかしさを感じていたのか、箱から出して眺めただけで直ぐに遊びに出かけたのを覚えている。それからは毎日、このラジカセで色んな音楽をテープに録音して聴くのが日課となった、寝る時もベットの側に置いて「オールナイト・ニッポン」をつけっぱなして聴いていた。

グレー基調の配色。各部の配置と大きさのバランスも素晴らしい、あらゆる角度から眺めても破綻がない。ダイヤルスケールの左にある黄色いボタンはライトスイッチになっている。

本機最大の特長であるミキシング機能。音源はラジオ、テープ、外部マイクにライン入力も使えた。テープはノーマルに加えてクロームにも対応

バリエーション拡大を積極的に行った「スタジオ」シリーズが、全機種の最高位に位置するトップエンドとして完成させました。スピーカーは16cmウーファーと5cmツイスターからなる2ウェイ仕様。口径をはっきり主張するパンチド・メタルの成型を使っています。この大口径スピーカーは従来のラジオカセットにありがちな音質の貧弱さを解消し、数多くのフォロワーを生み出しました。70万台を超える歴史的セールスを記録したことでも知られています。

引用元:Sony Design Website

ソニー スタジオ1980を使い始めて2年後くらいだったと思うが、何気に立ち寄った電気店でパイオニアから発売されたばかりのラジカセ“RK-888”を見てそのデカさに驚いた記憶がある。

何よりもテープの操作部分がカセットデッキを思わせるレバー式という斬新なデザインを持ち、ラジカセ専用に開発したという4.2cmトゥイーターと16cmウーハーの2スピーカーで、出力は3W。録音・再生ヘッドは硬質パーマロイで、クロームテープ使用時の周波数特性は50~12000Hz。さらにFMチューナーには3連バリコンを使用と、音質へのこだわりが随所に感じられた。

MW、FM。幅366×高さ240×奥行き110(単位・mm)。重さ4.6kg。定価44,800円。

ラジカセ全盛期だった頃の懐かしい記憶である。

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